中山真一郎/20代
三好アグリテック株式会社 営業部
麗澤大学経済学部卒
2016年新卒入社 営業職群
PROFILE
茨城県出身で、小中高とサッカー一色の生活をしていました。
大学では経済学部でしたが農業に関連するゼミに所属し、種苗業界を初めて知り、文系でありながら品種改良や農業現場に近い所で仕事が出来る種苗メーカーが一番魅力的に映り、入社しました。新入社員研修後、野菜種苗を扱う三好アグリテック㈱営業部に配属されて、5年目になります。
集団面接での出会い
就職活中、私は文系卒ということもあり、農業関係の仕事に就けるか、不安はありました。
留学経験とゼミに関連する業界で考え、毎日、大学のキャリアセンターに通っていました。ある日、農業関係の求人票を眺めていた所、ミヨシグループの求人票を見付け、「これだ」と思い、応募しました。
ミヨシグループの採用選考は鮮明に覚えています。一次面接は集団面接でしたが、農学部の学生が多いな、という印象でした。そんな中、隣に座った学生が面接官に笑いを誘いながら、それも質問に対しても堂々と受け答えしており、凄い学生がいるなと驚かされました。
内定をいただき、内定者の集まりに参加したら、その彼がいてまた驚きましたね。そんな彼とは今では野菜関係で仕事を共にすることが多く、辛いことや嬉しいことも共感でき、今では良き同期です。
新入社員研修で学んだこと
ミヨシグループには、約2ヶ月間の新入社員研修があります。
グループ全ての業務内容の実習や座学、生産者の泊り込みの研修や営業同行研修、花屋さんの研修もあります。
今でこそ普通に日々使っている種苗の専門用語も当時は初めて聞く言葉ばかりで、実習内容と座学内容もなかなか繋がりません。
「この会社で、生きていけるのか?」不安になりましたが、講師担当の先輩社員はもちろん、私の同期入社のメンバーは修士卒や園芸学を専攻してきた社員が多く、優しく、時にはお酒を飲みながら教えてくれました。
今でこそ自炊もあれこれ工夫して楽しんでいますが、一人暮らしも初めてだったので、全てが発見の連続でした。
「どんな仕事に配属になっても、勉強だな」という新入社員研修で学び取った経験は、今でも不変の自分のモットーです。
心がけているのは、「聴くこと」
生産者に苗を販売するのが、種苗会社の営業の仕事です。
研修後、営業部に配属となりましたが、自分は学生時代から口下手で、1年目「営業って、話が上手いとダメではないか?」と悩む時期もありました。
そんな内心悩んでいる時期に、その様子をひそかに察した上司から
「営業で大事なことは『話をすること』でなく、『元気よく』話をお聞きすること、『やわらかく』話をお伺いすることだ」
とアドバイスを受け、不安が解消されました。
今考えると、生産者の方の話を傾聴することは、種苗会社の営業マンの必要条件です。
実際にイチゴを生産する農家の方の潜在的な栽培の悩みであったり、潜在的なご不満をお伺いすることは、今後の会社の生産改善のヒントやご提案する品種・作付の決め手になります。
このように、当社には、いざという時に頼りになる、また若手社員を理解しようと努力してくださる上司の方は多いような気がします。
農家の方の「また来てね」の言葉が、力の源
5年間、様々な地域のイチゴ生産者、サツマイモ生産者のもとをご訪問させて頂きました。
営業として私が一番嬉しい瞬間は、訪問した生産者の方から「また、来てね」と帰り際にお言葉を頂くことです。
売上の数字ももちろん大事ですが、
お客様からの「信頼感」が体感出来る瞬間なので、一番嬉しいですね。
情報が滞留しないよう、対お客様・対社内生産部門へのレスポンスを早くすること、良い悪い問わず真実をお伝えすることも心掛けている点です。
納品した苗に関するクレームを頂くこともありますが、農家の皆様の生活がかかっている仕事、「苗半作」という言葉を前提に、更に良い苗がご提供できるよう、お客様の声を社内にフォードバックしています。
営業でも、品種改良のサポートが出来る!
採用選考の時、集団面接で隣に座った社員は、今では技術職として、イチゴやサツマイモの品種改良を担当しており、同行出張など一緒に試作の仕事をすることもあります。
文系卒でも、営業として品種改良の一端を担えることも、やりがいの一つですね。
入社時右も左もわからなかった自分が今では、今年リリースした種子イチゴのプロジェクトにも参画しています。
種子イチゴは、当社にとってイチゴのマーケットを変える大事な商品です。大きなプロジェクトですが、ひとつひとつメンバーで課題を解決し、成功させたいと思っています。
応募者へのメッセージ
入社以来、お客様、社内では上司や先輩に恵まれて、ここまで来ました。ミヨシグループの魅力は、営業としては苗質の高さ、社員としては、いい人の多い、相談しやすいアットホームな雰囲気だと思っています。
私の将来の夢は、「後輩を育てられる指導力・人間力を持った人間」です。
社会人として、一歩一歩成長していきたい方には、非常に良い会社に感じられると思います。
採用情報