千葉農場の廃熱利用

 SDGsの取り組みの中でも特に注目度の高いエネルギー問題は、「7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」として目標づけられています。
 今回はミヨシグループの農場で取り組んでいるエネルギーの有効利用についてご紹介します。

千葉農場外観

 千葉県酒々井町のエム・アンド・ビー・フローラ千葉農場では、隣接する酒々井リサイクル文化センターの廃熱蒸気を利用し冬期のハウス内加温に活かしています。
 全ハウス4棟のうち3棟で農場開場の2年後 1993年から廃熱利用を開始しており、約30年前からのSDGsの先駆けのような取り組みです。使用量は3400t~3700tほどで、冬期のうち1~2週は蒸気供給の停止がありますがそれ以外の期間は廃熱利用によるエネルギー活用ができており、コストは1/3~1/4の削減となっています。

ハウス内の様子

 暖房費の高騰の折、加温を要する冬期のプラグ生産は顧客からの要望も多く暖房費を抑えつつ加温できることは千葉農場の強みの一つとなっています。環境への貢献と販売メリットをどちらも兼ねる取り組みです。

今後も社員でも意外と知らない(?)かもしれない、グループ内のSDGsな取り組みについてご紹介していきます。