三好アグリテック(株)は、営業部と商品管理部の2つにわかれています。なかでも商品管理部は、自社で苗づくりをしている「生産チーム」と、苗づくりの外部委託先管理や出荷手配管理をしている「商品管理チーム」にわかれています。今回は商品管理部の「生産チーム」の紹介をします。
生産チーム Sさん(入社1年目)
私は、農場でイチゴ苗の生産を行っています。
毎日ハウスにある苗の様子を見て水や温度の管理、作業に入ってくれる生産パートさんへ作業指示などを行っています。
植物の苗の生産をしているので、気候の環境を大きく受けます。毎日の変化の様子を自分の目でしっかり確認しなければなりません。
苗の管理はもちろんですが、作業に入ってもらうパートさんへ指示をします。人を動かすということはきちんと伝えないといけないですし、どうしてその作業をやるのかなども考える必要があるのでそこも難しいところです。
さまざまな人と会話することができることです。生産チームにはパートさんがたくさんいます。パートさんと良い関係を築くためにもコミュニケーションは必要不可欠です。たくさんの人とお話しできるのはとても楽しいです。
最初のうちはわからないことのほうが多いですが先輩に質問、相談がしやすい環境にあると思います。自分もまだまだ学ぶことがたくさんありますが自分の考えを伝えた上で聞くということがとても大切だなと感じています。次からは後輩が入って来る立場になるので人に教えられるように成長していきたいです。
苗の出荷手配 Oさん
農場でイチゴ苗の生産を担当しています。
潅水管理や農薬散布などの作業を行いながら、常にイチゴ苗の状況に合わせた管理ができるように考えています。
また、農場で働いてくれているパートさんたちの作業計画や指示、苗の生産計画立案なども大切な仕事になります。
最近は委託巡回に同行して委託管理の勉強をしたり、社内の他農場の巡回に同行したりもしています。
生産社員でも植物を見る以外の仕事がたくさんあるということです。
機械に強いとか、プログラミングができるとか、デザイン系が得意とか、どんなことでも生かせる部分があるし、自分自身もっと勉強したいことがたくさんあります。
普段から幅広く興味をもって、様々な知識や経験を増やすことは無駄にはならないなと実感しました。
日々の仕事では、順調に生育していく苗を見ること、スムーズに仕事を進めているパートさんを見ることがやりがいになっています。
生産の社員でも苗の出荷先の生産者を訪問させていただく機会がありますが、その時に順調に生育しているイチゴが見られると頑張って苗を作って良かったなと思います。
直接言葉でほめてもらえるとさらにうれしいです。
アグリテックではイチゴやサツマイモなど取り扱っている品目の青果を食べられる機会が多くあります。生産社員は果実検定(果実の調査)でお腹いっぱいイチゴを食べますし、事務所には試作のサツマイモの焼き芋の匂いが漂っていることも…。他の会社にはない特徴かもしれません。
IR
生産チームは若手が多く、和気あいあい、明るい雰囲気ですね。
記事をみていても、楽しい様子が伝わってきます。苗を栽培管理することはもちろん、コミュニケーション力も必要ですね。
生産チームの高品質な育苗への努力とこだわりにより、生産者(農家)の方に訪問する際に“いい苗をありがとう”とお伝えいただくことも多いです。