目のさめるような鮮やかさで、退色や変色もほとんど見られません。
オーストラリア西南部の常緑低木で、大きく育つと1m位になります。
低温短日で花芽分化し、晩秋から春まで次々と咲き続けます。
日当たりの良い所で0℃以上保つのが長く咲かせるポイント。
株は-3℃位まで耐えます。
レシュノルティア属には、ビロバの他、這い性のフォルモーサも利用が多く、交配品種は30以上あります。
ビロバは青、フォルモーサは、赤、橙、黄、桃、複色と多彩です。
いずれも初恋草の名前で鉢物が流通します。
どこが初恋なのかよくわからないのですが、最初に売り出した人がつけたようで、よほどこの花にほれこんだのでしょうか。
5弁のうち3枚が大きく、上下がよくわからない花です。
クサトベラ科ですが、ロベリア属に近いようです。
挿し木でふやし、小鉢でもよく咲きます。
開花後は切り戻しをしておくのが良く、夏はほとんど生長が止まって、半休眠状態となります。