ドライフラワーとしてよく利用される花で、逆光で見る美しさは別格、数年間は観賞できます。
いろいろな名前がつけられていて、銀扇草や合田草(ゴウダソウ、合田さんという人の名前です)、マネープランツ、シルバーダラーなど。
ルナリアのルナは月です。
直径3cm位の平たいさやで、4~6個のタネが透けて見えます。
このさやとタネが落ちたあとの仕切板のような部分が長く残り、ドライフラワーになります。
落ちたさやは、うす焼きせんべいのようで、これもなにかに利用できそうです。
欧州原産の2年草で、各地に野生化しているものも見られ、耐寒性は強く、4~5月開花で7~8月に実になります。
秋までにある程度の大きさに育っていないと、3年草のようになってしまうこともあります。
アブラナ科というと、十字花で、花はどれも似たような形ですが、実のほうは、細長いものから球状のもの、軍配型などさまざまです。