バネのように弾力性があり、これで畳を作ったら、かなりクッションのきいたものができそうです。
耐寒耐暑性強く、常緑で水盤での栽培に向き、しかも乾燥にも耐える水陸両用の植物です。
大型と小型のタイプがあり、小型種のほうがらせんの程度が強いようです。
大型種は、ホームセンターで見かけるプラスチックの支柱を連想してしまいます。
学名ではスピラリスと呼ばれ、これは、アルブカなどの球根類や観葉植物にも同じ名前があります。
どんな効用があるのか分かりませんが、DNAのらせん構造に通じているのかもしれません。
イグサの仲間にはよく似た種類が多く、フトイ、ホソイ、クサイ、そしてサンカクイやシカクイ、さらにマシカクイもあります。
イグサの正式名はイです。
一文字の植物は珍しく、他にはトがありますが、これでは呼びにくいということで、ヘチマになったそうです。
いろは……のヘとチの間です。
次回はタツタソウです。