ヘメロカリス ‘ゴールデンゼブラ’

ヘメロカリス・ゴールデンゼブラ

 

 斑入りを追いかけていると、いろいろな植物に出会える。

 

 これは、Mr. バリエガタ・横井先生の言葉です。確かにそうかもしれません(少し遠回りですが)。

 

 斑入りといってもさまざまで、地味なものから鮮やかなものまで、さわやかなものも多く、カラーリーフとして花壇や活け花、観葉鉢物としてなくてはならないものです。

 

 本種は斑入りヘメロカリスの代表格で、先祖返りもなく安定しています。ヘメロカリスには数万という品種がありますが、その割りに斑入りは少なく、ノカンゾウの斑入りでは元の緑葉が出やすいものです。

 

 開花後、本種の場合は残った花茎に高芽がよく出来ます。洋蘭のデンドロビウムに見られる高芽とは少し性格が異なるようですが、他には、スターチス・アルタイカも花後に高芽がたくさんできます。

 

 そのまま放っておいては枯れるので、挿し芽をして養生する必要があり、翌年には立派な株になります。この高芽、自然界ではどのような状況の時に役立つのでしょうか。

 

 

次回はコレオプシスをご紹介します。