パイナップルの仲間(ブロメリア)には、チランドシア(エアープランツ)、エクメア、クリプタンサスなどがあり、多種多様で、中にはトゲの鋭いディッキアのようなものまであります。
似たような種類が多く、まぎらわしいもので、パイナップルはアナナス属に分類され、インコアナナスはブリーセア属です。
観葉植物として利用が多く、その中の1つ、ネオレゲリアもポピュラーです。
トリカラーを始め、赤葉や黒葉など品種も多く、栽培は容易です。
病害虫もほとんど見られず、太陽光から蛍光灯の下まで、幅広く適応し、光の強さで発色が変わり、別の品種のように見えることもあります。
ブラジル原産の着生植物なので、用土は水苔やヤシガラチップなど、肥料分の少ないものが安全です。
ロゼットの中心部、葉の間に水を与え、常に水が貯まっているようにしておくのがポイント。
タンクブロメリアと呼ばれるもので、大型種になると一株で500mlの水を貯めるそうです。