スクテラリア・インカナ

スクテラリア・インカナタツナミソウ(立浪草)の仲間で、草丈は1m位。

 

やや大型の宿根草でガーデン向きです。

 

真夏の日射しの中、元気に秋まで咲き続け、株立ちとなって、草姿も安定しているので、扱いやすく植え放しで手がかかりません。

 

北米東部が原産で、インカ帝国とは関係なく、インカナというのは灰白色という意味です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメトウテイランどこが灰白色なのか分からないのですが、他にもインカナと名のつく植物は多く、ベロニカ・インカナの場合は、葉が銀葉で分かりやすく、ヒメトウテイランとも呼ばれます。

 

スクテラリア属には200種以上あり、赤花のコスタリカナは鉢花として利用され、コガネバナ(バイカレンシス)は薬用にもなります。

 

いずれも花型に特徴があり、波がしらに見たててこの名前が付けられ、コブラが頭を上げたようにも見えます。

 

北米東部には、フロックス、モナルダ、姫ヒマワリ、エキナセア、ムラサキツユクサなど、おなじみの宿根草が多く、丈夫で育てやすいものです。