トラノオランあるいはチトセランとも呼ばれ、室内の空気浄化に良いということで、一時はブームになったほどです。
マイナスイオンを出すとも言われています。
幅広い環境に適応し、たまに水を与えるくらいで手がかからず、草姿が安定しているのも良い点です。
日射しに強く、また室内の低日照でも育ちます。
熱帯アフリカを中心に60~70種ほどがあり、園芸品種も多数あります。
トラノオランのようなタイプのものから、丸い棒状のもの、アガベのような形のもの、ドラセナに似たものまで多様で、これがサンセベリア? というようなものもあります。
サンセベリアの特徴は、葉挿しができることで、鉢に直挿ししたミニ観葉も出回りますが、これは、しばらく育てていると本来の姿に変わっていきます。
また、棒状のタイプは、葉挿しすると最初は平たい葉が出てきます。
変幻自在で、無機質的な美しさが感じられるサンセベリア。
どこか異界の生物のようにも見えてきます。