群植するとそこだけ別世界が広がるようで、シロタエギクなど、他のシルバーリーフプランツとはだいぶ印象が異なります。
ソフトな質感と力強さを合わせ持ち、気品も感じられます。
花はまだ見ていませんが、ツワブキのような黄色い花です。
南米、赤道近くの標高3000m位のところに自生し、気圧が低く、強光線と昼夜の温度差が、一年を通して同じようにくり返される荒涼としたところで、夜露と霧で水分を補っているようです。
栽培は、山野草向けの用土で水はけを良くしておけば、比較的容易です。
冬は-5℃位まで。
夏越しは、雨に当てないようにして、やや乾燥気味にするのがポイント。
エスペレティア属には、数十種あるといわれ、写真などでよく紹介されるのは、主にインカナ種です。
丈は3mにもなり、ヤシの樹のようで、一面に林立しているようすは、そこだけ時間が止まったようで、人を寄せつけない雰囲気があります。
モンクス(修道士)と呼ばれているそうです。
次回はヒメシャガです。