普通よく見かけるのは、アオノリュウゼツランと呼ばれるアメリカーナ種で、公園や広い庭での植栽を始め、道路ぞいや壁際など、いたる所で見かけます。
力強く雄大で、どっしりとした安定感があり、人を寄せつけない威厳も感じられます。
鋭いトゲがあるので扱いにくいという面もあり、大きく育つとなかなかやっかいなものです。
小さくするには、一度株元で切り取って(ノコギリとか使います)新しく芽を吹かせて再生するしかありません。
ポット仕立ての小苗はABABAでも人気があります。
トゲがなくて葉が軟らかいのは、アテヌアータ種(初緑)で、やや寒さに弱いものの、整った草姿で大きく育てると美しいものです。
アガベ属には300種ほどがあり、シサラナ種(サイザル麻)やテクィラナ種(テキーラ酒)なども有名です。
最近、たにくっしょん(多肉植物クッション)が人気で話題にもなっていますが、アガベをデザインしたクッションもあります。すわり心地はどうなのでしょうか。
次回はアザレアです。