キノボリギク

キノボリギクの花 樹木によりかかりながら上へ上へと茎を長く伸ばし、3m位になります。

 

 晩秋から冬にかけて黄色い小菊のような花をびっしりと咲かせ、名前のとおりの姿で、遠くからでも目立ち、千里光の漢名がつけられています。

 

 和名はタイキンギクでユキミギクの別名もあり、一般の寒菊とはだいぶ草姿や印象が異なるので、新しいガーデニング素材として利用できそうです。

 

 紀伊半島、四国を始め台湾や中国本土などに広く自生する半耐寒性多年草で、学名はセネシオ・スカンデンス。

 

キノボリギク セネシオといえばシロタエギクの仲間、1000種類以上あり、多肉の緑の鈴から雑草のノボロギク、さらに樹になるものまであり多様です。

 

 有名なのはキリマンジャロのジャイアントセネシオ(ゴーストツリー)で、一度は見てみたいものです。

 

 ツルになるものでは、ツタギクやクライミングセネシオなどがあり、斑入り葉の品種がマーガレットアイビーの名前で流通します。

 

 さて、本種キノボリギク、上昇志向ということで、縁起物に良いのではないでしょうか。

 

 

 

次回はアガベをご紹介します。