先週の「青いねぎ坊主」は、こんなにきれいなクス玉になりました。暑い時期に咲くお花の割に花持ちが良くて、雨にも強いので人気のあるアガパンサスです。
主にガーデン向けで流通しているのは、プラエコクス種の改良品種で常緑性でありながら、-5℃程度の耐寒性を持つ品種です。野生種は耐寒性があまりない常緑性のものと、イナペルタスなど完全に落葉する耐寒性の高いタイプがあり、両者の良いとこ取りをした品種が現在主流になっています。
鉢植え向きの小型の品種はアフリカヌスなどを中心にした品種が多く、グラデーション咲き、ダブル咲き、ホワイト、バイカラーなど様々な品種がありますが、いずれも寒さに弱いものが多いので、高冷地では庭植えには向かない品種です。鉢植えのまま冬はシクラメンと同じ管理をしてあげると、翌年もきれいに咲いてくれます。