素朴、朴訥、飾り気のない、など表現は色々ありますが、何に対してそういっているかで、まったく意味が異なる場合があります。
時々お客さまに、「素朴な感じのお花が欲しいのだけど、おすすめは……」と相談されることがあります。そんな時に困るのが、
お客さまによって「素朴」の定義が違っていることです。近くに一般的なお花が咲いている時期なら、そのお花を紹介してみて
派手に感じるか、地味に感じるかの答えを元におすすめを考えたりしています。
写真のクリスマスローズは、ミヨシが昔販売していた今は売っていない品種です。このお花を見て、派手に感じますか? それとも
地味に感じますか? ダブル咲きが主流の今なら、地味と感じる方が多いかもしれません。