Vinca difformis subsp. difformis
例年ですとヒメツルニチニチソウ(V. minor)が満開を迎える頃から咲くのですが、今年はほとんど同時に咲き始めました。プロペラのような形の花びらが面白いツルニチニチソウの仲間です。耐寒性はツルニチニチソウ(V. major)よりも高いようで、寒さの厳しい年は多少枯れ込みもありますが、新芽を伸ばして再生します。
ペレニアルガーデンでは上段と下段の間の石垣部分に植えてあります。石垣の根元部分に広がっているので、満開期には青紫のお花が見応えのある姿を楽しませてくれます。
ツルニチニチソウは葉が大きいためか、ときどきハマキムシにかじられているのを見かけますが、ヒメやこのディフォルミスはそういった姿を見たことがありません。葉が小さくて固いせいなのか、それともたまたまなのか分かりませんが、害虫の心配が少ないというのはとても良いことです。