木陰のコルチカム

コルチカム

Colchicum autumnale L.

 

ペレニアルガーデンの秋といえばコルチカム。言いすぎかもしれませんが、そのくらい色々なところに植えられています。基本的には日当たりの良い所が多いのですが、この写真のように木陰に咲いたものは花首の部分が長く伸びます。

 

株元にこぢんまりと咲く姿とは違った美しさがあって、花色もライラックピンクというか少し青味が強く発色します。全日射のもとで濃いピンクに咲くコルチカムももちろん美しいものです。

 

さてどちらがより美しいかと問われると、好みによりますと答えたくなります。しかしあえて私はこちらの木陰で咲いた姿のほうを推したいと思います。理由は、一つ一つのお花が大きく開いてゆったりと咲く姿と、倒れるほどに伸びた花首の白く細く伸びるさまが対照的で面白いと感じるからです。

 

写真を撮る上では「あばれる」素材なので撮り難いものではあるのですが。皆さんはどんなコルチカムがお好きですか?