Cerasus subhirtella (Miq.) S.Y. Sokolov ‘Jugatsuzakura’
毎年恒例の十月桜のお花ですが、今年は少し遅咲きです。花数も少なめで、お花見が出来るほどに咲いてはくれませんでした。その分来春の開花を期待しています。
サクラというと、私などは脊髄反射で「お花見!」となってしまいますが、開花時期がちょうど田植えの時期と重なることから、日本の農耕文化と深い繋がりがあります。そのせいもあってか、日本の国花は桜だと思われているようです。
実は国花という、公式に定められたお花はありません。日本を代表するお花として、多くの場合桜が使われてきた、という歴史的事実の積み重ねで、事実上の国花として扱われているのが本当のところです。
憲法改正の話が出ていますので、この際国花を正式に決めてみるのも良いんじゃないかと思っています。私は当然「サクラ」を推したいと思います。