写真の野鳥はペレニアルガーデンにやって来たジョウビタキのメスです。ジョウビタキは渡り鳥の一種で、日本では冬鳥としてメジャーな野鳥です。どちらかというと物怖じしない好奇心旺盛な様子と、オスの派手なカラーでバードウォッチャーにとても人気があり、都市部の河原や公園の雑木林でも見られます。
ヒタキ類と呼ばれるスズメより少し大きな鳥の仲間で、似た野鳥にキビタキなどがいますが最も普通に見られるのはこのジョウビタキだと思います。彼らは枝の先やフェンスの上、看板の上など突き出している周囲の見渡せる所に止まる性質があり、そのお陰で見つけやすい野鳥になっています。
冬鳥である事、赤や黄色の派手な木の実を好んで食することから、お庭にガマズミやピラカンサ、ナナカマドといった木を植えておけば彼らの姿を楽しむことができるかもしれません。