Globularia cordifolia
本来のルリカンザシはヌディカウリス種(G. nudicaulis)ですが、本種も流通上はルリカンザシで通っていることが多いです。
分けているところでは、こちらはヒメルリカンザシと呼んでいます。グロブラリアの属名そのままで出ていることもあります。
姫の名前のとおり、ヌディカウリス種より小型で、お花も一回り小さく花色も少し薄いものです。ヨーロッパアルプスが原産の
純粋な高山植物なので、排水のよい状態を保たないと育てるのは難しいでしょう。見た目は草のようですが、常緑の
小低木なので冬でも葉が落ちず、キンロバイのように横に広がって育ちます。
以前はゴマノハグサ科やウルップソウ科(グロブラリア科)に分類されていましたが、最近オオバコ科になりました。
ゴマノハグサ科や近縁の亜科は解体されて、オオバコ科として再分類されたのですが、ベロニカや金魚草と同じ科に
なっと言われても、なんとなくしっくりこないのは頭が固いのでしょうね。