メコノプシス・ホリドゥラ

Meconopsis horridula

 

ネパールの国花でヒマラヤの青いケシの一つです。つぼみや茎など棘が生えていて、なんだか危険な感じがしますが、この棘は軟らかいので無茶をしなければ刺さるようなことはありません。空色系のメコノプシスが多いなか、本種は紫を強く感じる濃い青のお花を咲かせます。

ベトニキフォリアやグランディスにくらべると小型の種類で、一回り小さなお花です。栽培は非常に難しく、環境が整わないと開花すらままなりません。自生地の標高がかなり高いところで、岩陰などに寄り添うように生えることが多い種類です。一日中霧がかかるような環境を好み、直射日光は避けたほうがよいそうです。

なかなか目にする機会がないお花と思いますので、ペレニアルガーデンに咲く姿を見に来て頂きたいと思います。