Meconopsis integrifolia
青くない「ヒマラヤの青いケシ」です。メコノプシス属は一種類を除いてヒマラヤ周辺に分布しているケシの仲間です。花博で
ペトニキフォリアやグランディスといった、ブルーのお花を咲かせる種類が話題になったせいか、ヒマラヤの青いケシとして
知られています。
原種の中ではインテグリフォリアは分布域が広くて個体数も多いので、よく見られるメコノプシス属の一つと言えるでしょう。
栽培自体は他種と変わらないので、日本の高温多湿の夏場に枯れてしまうことがほとんどです。
ガーデンにも何度か植えていますが、数年は花を咲かせてもだんだん痩せて消えてしまいます。栽培の難しい種類です。