ミニパンパスグラス

ミニパンパスグラス「ミニ・シルバー」の鉢植え

Cortaderia selloana ‘Mini Silver’

 

パンパスグラスの小型品種で、黄色の斑入りのミニ・ゴールデンとともに人気があります。ゴールデンより繁殖力が旺盛なのか、写真のミニ・シルバー(白斑)のほうが多く流通しています。夏真っ盛りの暑い時期から少し涼しくなった頃、ススキに先駆けて穂が出てきます。穂の高さが1m前後の小型種のため、大鉢植えやコンテナ植えにも向いています。

原種のセロアナ種は小渕沢でもなんとか冬越し出来るくらいの耐寒性がありますが、残念ながらミニ品種はどちらも耐寒性は高くありません。頑張っても-5℃で枯れないかどうか、出来れば5℃程度の温度を保って管理したい種類です。低温で冬越しさせた場合は穂が出ないこともあります。

鉢植えでも育てられるので、コンテナ植えなどで冬の間は室内で管理すると良いでしょう。近年の東京都内であればそのまま戸外でも問題無いかもしれません。目安としてノボタンが外で育つ環境なら、ミニパンパスグラスも大丈夫です。