Hakonechloa macra var. aureola
黄金風知草という名前で流通していることが多いようです。和名はウラハグサで、一属一種の日本固有種です。最初に箱根の山で
採取されたのでこの属名になりました。草物盆栽からガーデンまで幅広い利用で、流通量も多いため一度は目にしたことが
ある人が多いと思います。
日向では葉肉に厚みが出て、斑の部分も黄色に染まって「黄金」の名前のとおりになります。日陰でも問題なく育ちますので
風にそよぐたおやかな姿がお好きな方は、明るい日陰や落葉樹の株元に植えると良いと思います。
今の時期なら先の方にまばらな穂が伸びているかと思います。イネ科の植物らしく、クサヨシやカゼクサに似た感じの……といっても
フウチソウのほうがメジャーなので似ていると言われてもピンときませんよね。ススキを始めイネ科の植物も面白いものですよ。