Salix integra ‘Hakuro Nisiki’
最近は五色ヤナギより品種名の「白露錦(はくろにしき)」の名前で流通している、イヌコリヤナギの園芸品種です。非常に派手なあけぼの斑ですが、成長と共に覆輪斑に変化するので丈夫で育てやすいです。
庭木として人気が高いだけでなく、小さなポット苗の頃からきれいな斑が出るので、寄植え素材としても人気が高いです。夏にはほとんど斑が消えて、芽先だけに斑が残る姿となりますが、秋の黄葉もなかなか良いものです。
芽吹きがよいので刈り込みにも耐えます。伸びすぎた枝やじゃまな枝は早めに落として、全体を整えるのは落葉している冬から春先に行なうのがよいでしょう。病虫害もほとんど発生しませんが、雑食性のマイマイガの毛虫が新芽を食い荒らすこともあるので注意が必要です。