Loropetalum chinense
中国原産の比較的新しい花木で、紅花種のベニバナトキワマンサクが広く流通しています。常緑で枝吹きがよいため生垣として使われるほどで、びっしりと咲くお花も美しく人気のある花木です。
耐寒性は関東平野部なら問題ありませんが、小渕沢では冬に枝枯れや葉枯れが発生するので、大きくなりにくいようです。それでも毎年咲いてくれますので、北風の直撃を避けられる陽だまりのような場所を選べば、もっときれいに咲いてくれるかもしれません。
トキワマンサクと同じマンサク科の植物には、マンサク以外にもトサミズキやヒュウガミズキ、最近ではロドレイア(シャクナゲモドキ)という花木も流通しています。そんな中でトキワマンサクは、現在一番身近なマンサク科のお花なのかもしれません。