シモバシラ

シモバシラ

Keiskea japonica

 

和名のシモバシラも面白い名前ですが、属名のケイスケアも明治の植物学者、伊藤圭介博士にちなむ日本固有の宿根草です。

秋に咲く白いお花を霜柱に見立てた、という説もありますが、冬枯れの残った茎に霜柱が付いてお花が咲いているようだ、

という説もあります。どちらが本当かというより、白いお花と霜柱とお互いを想起させることから付いた名前に思えます。

 

山野草として名前は有名ですが、案外実物を見たことの無い植物の代表格ではないでしょうか。

自生のものは低山で見られますので、一足早い紅葉と秋のお花を楽しみに散策としゃれ込んではどうでしょう。