Pulsatilla sugawarai
ロックガーデンに植えてからなかなか咲いてくれませんでしたが、今年はようやく複数のつぼみが上がっています。
樺太の樫保岳(かしぽだけ)に生えている事から名前が付きました。戦前に日本に持ち込まれて、実生で保存されてきた
貴重なお花です。
オキナグサの仲間なので、日当たりと排水の良い環境を好みますが、暑さに特別弱い事も無くて、実生苗は良く育ちます。自生地ではガレ場に生えるお花で、実生による種の維持をはかっていた為か株の寿命が短い特徴があります。
ある年突然枯れてしまったりしますので、タネを採って苗を作っておくのが長く楽しむ秘訣です。
オキナグサ属全体に言える事かもしれませんが、株の若返りを必要とする宿根草です。