Asphodelus cerasiferus
この仲間にはツルボランという和名があります。日本で一番流通が多いのは、ハナツルボラン(A. fistulosus)ですが、写真の種はセラシフェルスという大型になる種類です。地際から伸びる葉も50cm以上になるのでとても目立つオーナメンタルプラントです。
下の方で枝分かれする花茎も1mを超える高さになり、見応えのある宿根草です。耐寒性が高いので高冷地での栽培にも向いていて、小渕沢でも元気に育っています。お花だけ見ていると非耐寒性の球根植物のアルブカにも似ていますので、球根好きの方には育てて欲しい種類です。
まだ一般的ではないので、あまり見掛ける機会は無いかもしれません。ツルボラン(A. ramosus)も同様に育てられますから、まずはツルボランを探してみると良いと思います。オーニソガラムにも大型の種類がありますので、アスフォデラスと一緒に植えても面白そうです。