夏のガーデンの生垣

 

久しぶり南アルプスを撮影しようとしましたが、雲が多くて甲斐駒ヶ岳の山頂が見えていません。鳳凰三山にいたっては左の隅のほうの雲の中です。

ペレニアルガーデン周辺には、生垣としてサルスベリ、ミナズキ、アナベル、スモークツリーなどの花木があります。アナベルはすっかり咲き進んで、緑の老け花になっています。

以前紹介したことがありますが、このまま秋を迎え冬になると、アナベルのお花は自然のドライフラワーになって、翌年春先までカラカラのオブジェになります。サルスベリやスモークツリーは自然ドライにはならないので、冬から春先の間に剪定を行います。

その他にペレニアルガーデンで利用している生け垣は、イチイ、ノウゼンカズラ、ドウダンツツジ、イボタノキ、ツゲなどといろいろな樹木を使っています。イチイやツゲ以外はあまり定番ではありませんが、生垣の間に宿根草を使いながら、季節で見栄えが変化する生垣になっています。

ガーデニングというと花壇の中に植えるお花に目が行きがちです。でも実際にお庭を作ってみると、境界や道路沿いなど直線で区切る使い方が必要になります。どんな植物をどう使っているか、そんなところも見て頂ければと思います。