ラセンイ

Juncus effusus ‘Spiralis’

 

畳表に使われイグサの品種で、古くから盆景で楽しまれてきました。最近はビオトープ向きの寄せ植え素材として人気が出ていて、以前より一般的になっています。湿地に生える植物なので、庭植えの際には日当たりが良く乾燥しないところを選んで植えて下さい。

 

実は、クルクルの細長い葉のように見える緑の部分、これは葉ではありません。意外に思われるかもしれませんがこれは花茎で、お花が咲く茎だけが地面から伸びてこんな姿になっています。本来の葉は根元に小さく鞘状に付いていてほとんど目立ちません。

 

株が成熟すると先の方に目立たないお花が付きます。それもまた不思議な感じで面白いものです。