Enkianthus perulatus
紅葉する庭木、街路樹として人気のあるツツジの仲間です。どうだん、という名前がちょっと変わっているなぁと感じます。
漢字では灯台躑躅と書き、細く分かれた枝が燭台や灯台の足の分かれた支えに似ているところから名前が付いたそうです。
春の壺型のお花も可愛いですし、秋の美しさも言うまでもない育てやすい花木なのですが、植えても枯れてしまうという声を
時々耳にします。植え込み場所は日当たりがよく風通しが良いこと、粘土質を避けること、やや酸性に寄っているほうが
よいので、腐葉土やピートモスを株元に入れてやることなどで育てやすくなると思います。
植え付け時期は真夏と真冬をのぞけば平気ですが、酷暑地や寒冷地は春と秋のお彼岸を目安にすると安全でしょう。