エキナセア・プリマドンナ

Echinacea purpurea ‘Primadonna Deep Pink’

 

ムラサキバレンギクの別名を知っている人は、少なくなってしまったかもしれません。わたしが子供の頃は「バレンギク」とだけ呼んでいた身近なお花の一つでした。

 

今では夏の宿根草を代表するお花の一つに生長して、エキナセアの学名ままの呼び名で広まっています。毎年新品種が発表され、八重咲きや二色咲き、グリーンやえんじ色など変わった色合いの品種も増えてきました。

 

同じように改良の進んでいるルドベキア、コレオプシスとくらべても、重厚感のある豪華なお花や、輝くような鮮やかな色彩のお花を目指して育種されている感じがします。

 

あまりに夏が似合う「熱い」品種が増えすぎるのも、なんだか困った感じがするので、ミルキーホワイトやムーンライトなどクールさを感じさせる品種の発展も期待しています。