ウコンザクラ

ウコンザクラ

ウコンというと肝臓によい成分とか、カレーの黄色の主成分として知られています。この桜は薄い黄色のお花を咲かせる八重桜で

桜の品種としては数少ない黄色系のお花です。つぼみの頃は薄い黄緑色をしていて、開き始めるとクリーム色、少しずつ黄色が

濃くなって、最終的には全体的に紅がにじんだ、薄紅色の桜に変化します。

 

色の変化はアントシアンの生成が関わっているので、昼夜温の差がはげしい環境ほど紅の発色が良くて、ガーデンの鬱金桜は

なかなか良い色になってくれます。薄紅色になってからの桜を見た人に、元はクリーム色なんですよと説明すると、皆さん

驚いてくれるのも、一つの風物詩でしょうか。