レッドキャンピオン

レッドキャンピオンSilene dioica

 

こぼれ種でよく増える、シレネ・ディオイカです。英名はレッドキャンピオン、キャンピオンはマンテマやビランジなどのシレネ属を指す呼び名なので、「赤いマンテマ」という意味になります。

若葉をハーブとして食用にもするため、種子での流通が多いお花ですが、最近はポット苗も出回るようになりました。一般的にはサクラマンテマに似た感じの、もっとふくよかなお花が咲くものが知られています。

写真の個体はこぼれ種から出たもので、付近には他のシレネ属のお花があるので交雑したのか、あまり見ないワイルドな感じのディオイカです。草丈があってよく目立つ花色のため、梅雨時期のガーデンでは目を惹く存在になると思います。