Phlox ‘Chattahoochee’
ディバリカータ種とピロサ種の自然交雑で生まれたといわれている宿根フロックスです。ストロニフェラ種も含めて、これらの宿根フロックスは這い性フロックスと呼ばれています。シバザクラのようなモスフロックスほど詰まった草姿にならず、グランドカバーとしてより広い範囲をすばやく覆ってくれます。
ツルハナシノブの別名があるストロニフェラ種とは違って、ツルを出してのびる性質はないため株張りが横へ広がっていくことで増えていきます。シバザクラと比べて適度にすき間があるので蒸れにくく、梅雨時期にシバザクラが傷んでしまう地域でも、このお花ならうまく育つでしょう。
チャタフーチーは交雑種のためか特に丈夫で、斑入りのディバリカータなど性質の弱い種類に比べて育てやすいです。花付きも良くて庭植え以外にも、バスケットやリースなど変わった寄せ植えの素材としても向いています。
赤味を含む独特の色彩を持つ、可愛いお花をぜひ育てて下さい。