Vinca minor
ペレニアルガーデンのお花をブログで紹介し始めてけっこう長いのですが、「ヒメツルニチニチソウ」というタイトルは初めてのようで驚いています。毎年なにかと紹介する機会の多いお花なので、もっと昔にこのタイトルを付けていたと思っていました。
よく咲いて丈夫、手を掛けずとも増える、などよいことばかりのこのお花。最近では血圧を下げる効果があるといわれて、健康茶などに配合されていることもあるようです。有効成分はビンカミンで属の名前から来ています。
健康茶といえば昭和60年頃だったでしょうか、アマチャヅルという野草がチョウセンニンジンと同じサポニンを含むということで、大きなブームになったことがあります。もっとも有効成分の含有量はだいぶ違いますから、自然とブームは下火になりました。
ヒメツルニチニチソウのビンカミンにも同じことがいえて、確かに有効成分は含んでいますが、医学的に効果があるとまでいえる含有量かというと? それほど多くは含んでいないようです。効果が全くないわけではありませんが、過信は禁物ということですね。
お花の美しさに変わりはありませんので、健康によいかもしれない育てやすいグランドカバープランツとして可愛がって欲しいと思います。