リュウキュウアセビ

リュウキュウアセビの花アセビは、早春に白い花が鈴なりに咲き、あちらこちらでよく見かけます。

 

常緑性で栽培は容易、庭植え、鉢植えいずれにも向き、日陰でも育ちます。

 

自然樹形でバランス良くまとまり、大きさが手頃なのも魅力です。

 

日本の他、北米、中国などに数種があり、斑入り葉や新芽の赤いもの、赤花品種もあります。

 

リュウキュウアセビは大輪で花穂が斜上し、葉の上に出て咲くのが特徴。

 

一般のアセビは枝垂れるように咲くので見分けが付きます。

 

名前のとおり、沖縄に自生し、近いものに、アマミアセビやヤクシマアセビがあり、亜熱帯の植物のようですが、寒さにはたいへん強く、小渕沢の戸外で全く問題なく元気です。

 

名前にまどわされないようにしたいものです。リュウキュウツツジも同様です。

 

アセビは、漢字で馬酔木と書きます。どんなようすなのか、実際に見たという人はいないのではないでしょうか。

 

馬につく寄生虫の駆除に使われたそうで、草花の害虫防除にも利用できます。