Mahonia fortunei (Lindl.) Fedde ex C.K.Schneid.
冬に咲くヒイラギナンテンは、鬼門に植えられたり生垣に使われたり、トゲのある葉を利用される常緑低木ですが、このホソバヒイラギナンテンは葉が軟らかく、トゲトゲしていません。南天を思わせる細く優美な葉を観賞する常緑樹です。
中央に写っているのはつぼみで、もうすぐ咲きそうです。ヒイラギナンテンより早咲きで、秋から冬にかけて咲きます。お花は少し小さめですが、同じように良い香りがします。甘い蜜が香るようで、蜂が好む花木の1つでもあります。
斑入りの品種やさらに細葉になった品種などもあるようです。見かける機会は少ない花木ですがガーデンに取り入れると面白いと思います。