熱帯のジャングルにでもありそうな雰囲気が感じられますが、原生地は南アフリカ南部。
急斜面に自生していて、意外にも荒涼とした乾燥地のようです。
耐寒性もそこそこあり、乾燥状態なら-5℃位まで耐えます。
また、大型の植物というイメージがあり、植物園の温室内で大きく育っているのをよく見かけるので、家庭園芸で花を咲かせるのはむずかしいと思われがちです。
しかし、鉢で育てていると、50cm位で花が咲きます。ポイントは、日によく当て、乾燥気味にしておくことです。多肉植物の要領で良いようです。
室内観葉としてもよく利用されていますが、これでは、葉が大きくなるだけで、なかなか咲きません。
花の形と色彩がユニークで、青い部分が花弁、橙色はガクです。扇が開くように順に咲き進み、帆掛船のようで、絶妙なバランスです。
極楽鳥花とも呼ばれ、バードオブパラダイスですが、これがトンボになるとまったく違ってきます。