黄花オドリコソウ

Lamium galeobdolon (L.) Crantz

 

ラミウムといえばカラーリーフとして、あるいは春から初夏に咲くお花を目当てに寄せ植え、庭植えで人気の高い宿根草です。これといってかかりやすい病気もなく、やっかいな害虫もないことからいろいろな品種が流通しています。

 

ピンクや白のお花を咲かせるマクランツム種の品種が一般的ですが、黄花オドリコソウは少し雰囲気が違って、全体的に大きくたくさんお花を咲かせる種類です。地下茎を長く延ばして広がることから、ツルオドリコソウの別名もあります。

 

日本在来のオドリコソウと草姿が似ているので、混植しても面白いものです。半日陰を好むため極端な乾燥を避けて、腐植質の多い土壌で育てると良い結果が得られるでしょう。オドリコソウには純白や濃いピンクの品種もあるので、白、ピンク、黄色と3色そろって楽しめると思います。