少しずつ増えます

なんのかのと毎年紹介している感のある、チオノドクサのピンクジャイアントです。シラーやクロッカスと共に、植えっぱなしで毎年楽しめる春咲き球根の一つで、流通も多く手に入れやすい品種です。

 

ムスカリやプシキニア、シラー・カンパニュラータなどすごく増える種類がある反面、余り増えない球根類もあります。チオノドクサはその中間といいますか、気付いたら増えていた、くらいの感じで少しずつ増えていきます。

 

もちろん積極的に増やせば毎年倍以上になりますが、植えたままの管理であまり手をかけずに、という条件の下ではちょうどいい増え方をしてくれます。球根の種類によっては、お花の咲かない小球ばかり増えて緑はあるけどちょっと、ということもあります。

 

チオノドクサはあまりそうならず、小さい球根でも数輪のお花を付けてくれることが多いです。その点は非常に扱いやすく、育てがいのあるお花といえるのではないでしょうか。ありふれた種類ですが、春先の彩りに加えて欲しいお花です。