明るいグリーンの繊細な葉を広げ、さわやかで自然な雰囲気が感じられます。
草丈は60cm位、ガーデン材料には手頃な大きさでバランスも良く、丈夫で扱いやすい種類です。
原産地はヒマラヤ、幻の葉物とも呼ばれていて、栽培は非常に少なく、切り葉としてもっと普及しても良いものです。
白い小花が多数咲きますが、種子ができないので雄株なのかもしれません。
アスパラガス属には300種ほどがあり、日本にもキジカクシやクサスギカズラなどが自生します。
薬用に利用されることから天門冬とも呼ばれ、また、アスパラガスの名はトゲがあるということに由来するように、トゲのあるものが多く見られます。
本種ホウライチクにはトゲがありません。
アスパラガスで利用の多いのは、南アフリカの種類です。耐寒性はありませんが、種子で容易に苗が作れます。
食用のアスパラガスは、耐寒性はありますが、丈が伸びて倒れるのが欠点ともいえます。紫アスパラとか、観葉にも利用できそうですが。
次回はカンゾウです。