Aster savatieri Makino CV.
ミヤマヨメナの園芸品種で、江戸時代から栽培されていたいわゆる古典園芸植物の1つです。ミヤマヨメナは以前は Gymnaster 属に分類されていましたが、今は Aster になっています。
春のミヤマヨメナ、秋のノコンギクと、同属であっても春咲きと秋咲きに分かれるのは面白いものです。アネモネ属もそうですね。写真のように桃色のお花を付ける品種は以前から知られていましたが、増やすのが難しくてあまり一般的ではありません。
近年はメリクロンによる大量増殖も行われて、欲しい人には手頃な価格で手に入るくらいに普及しています。名前の印象からか、紺紫色の品種が人気が高く、純白、うすい桜色、斑入りなどの品種はときどきしか見掛けません。
うどんこ病にかかりやすいので、雨避け出来るところで育てるとうまく育ちます。