アイリス・レティキュラータ

Iris reticulata

 

ミニアイリスと呼ばれる原種に近い球根性アイリスの一種で、トルコやイラン原産のエキゾチックな雰囲気のお花です。小さな見た目の割にお花が大きくて、株立ちになって咲くと豪華な感じになります。

 

レティクラータはラテン語で「網目」の意味で、花びらの模様に由来します。日本のアヤメも「文目(あやめ)」で花びらの網目の模様からきているので、洋の東西を問わず着目するのは同じところなのだなぁと思います。

 

ナンキンアヤメ(I. pumila)の名前で流通する、ジャーマンアイリスのミニチュア版のようなアイリスもありますが、本種はより野性味があって耐寒性も高いようです。小型の春咲き球根とも相性が良いのでおすすめです。