広く一般に知られている親しみ感のある花で、庭植えや鉢植え、切り花などの利用が多く、多種多様です。
700種以上あり、ただエリカと言っただけではわからないくらいです。
公園などの植え込みでもよく見かけるのは、代表格のジャノメエリカです。
ピンクの小花がびっしりと咲き、丈は2m位になり、性質も強健です。
鉢物では、スズランエリカなど、主に20種ほどが栽培されますが、寒さや高温多湿に弱いものが多く、小淵沢の露地で栽培できるのは、カルネアや交配種のダーレイエンシスです。
見た目はカルナに似ていて、最近は、カルナのほうが品種も多くカラフルなので、だいぶおされ気味です。
エリカとカルナ、違いはエリカは花弁が目立つのに対して、カルナはがく片が大きく色づきます。また、カルナには八重咲き品種が多く見られます。
エリカモドキという花もあり、名前が良くないのですが、流通名は愛のかんざしで、鉢物が出回ります。
同様に、姫ヒマワリも本来はキクイモモドキが正式な和名になります。
カルナはギョリュウモドキ。モドキが多いですね。
次回はジャスミンです。