コンギク

コンギク

Aster microcephalus var. ovatus CV.

 

日本の野山に自生している、ノコンギクの園芸品種です。古くから花色の濃い写真の個体が園芸化されていました。ミヤコワスレのようなピンク色や白色の品種、筒咲きになるオビトケコンギクなども知られています。

 

いずれも野生種のノコンギク同様に育てやすく、孔雀アスター(クジャクソウ)と並んで秋のお庭を飾るのに向いた、育てやすい宿根草です。広がりのあるクジャクソウに対して、直線的なコンギクという使い分けが出来ると思います。

 

同じようにシオンも小型の品種は使いやすいものですが、シオンは枝分かれが少なくて根出葉が大きいので、かなり違った雰囲気になります。また開花の順番を考慮すると、シオンからクジャクソウ、最後にコンギクとなりますので組み合わせを考えて楽しんで下さい。