Callicarpa dichotoma var. albifructus
白式部とも呼ばれる、コムラサキの白実変種です。お花屋さんで見かける紫式部の白実の鉢物は、ほとんどがこのシロミノコムラサキです。鉢植えでも実付きが良くて、庭植えでも育てやすいものです。
庭木としては非常に古くから親しまれていた花木ですが、最近は寄せ植えの素材としても人気が出ているようで、秋のホームセンター売場でも見かけることが増えてきました。
もちろん基本は紫式部の青紫色の実ですが、白実の持つ明るいイメージや清潔感のようなものが受けたのか、コケ玉やハイドロカルチャーの素材にも使われているようです。日陰にも強い性質なので、インテリアプランツとして利用しやすいのでしょう。
今後改良が進んでいけば、赤い実や黄色い実の紫式部? が生まれるかもしれないと楽しみにしています。