Hosta plantaginea var. japonica
純白の大きなお花に、ユリに似た芳香を持った原種のホスタです。基本種は中国原産の、マルバタマノカンザシというやや
葉っぱの丸い種類です。どちらも夜咲きで純白、香る点は一緒です。
ホスタというと斑入りの葉っぱを楽しむ、カラーリーフとしての扱いが普通ですが、日本では古くからギボウシ(擬宝珠)として
お花を観賞する目的で、お茶花や庭植えで楽しまれてきました。タマノカンザシも多くの日本人に愛された品種です。
今では交配親の1つとして、多くの品種にお花の香りを伝えています。ロイヤルスタンダードや、アフロディーテが有名です。
暑い時期にスッキリした良い香りのお花を楽しめるタマノカンザシ、ぜひお庭に植えてみてください。