クリスマスブッシュ

クリスマスブッシュ Ceratopetalus 赤いガクが房になって付き、華やかでにぎやか、長もちします。

 

 クリスマスの飾りなどによく利用されるので、この名前がつけられたようです。

 

 オーストラリア原産の常緑低木で、切り花の利用は、もちろん輸入物です。

 

 日本で栽培すれば、5月頃に白い小花が咲いて、6~7月にガクが色づきます。

 

 オセアニアなど南半球の植物には、北半球とはだいぶ異なるものが多く、さまざまな種類が流通していますが、ラベルの説明が原文のままのこともあり、夏と冬が逆なので要注意です。

 

クリスマスブッシュ 本種は半耐寒性ですが、栽培は容易で、鉢物としての利用も面白そうです。

 

 鉢植えで数年経つと、株元が丸くふくらんでトックリランのようになります。

 

 樹木類ではよく見られることで、地植えでは太らないものでも、小さな鉢など条件によっては肥大して多肉植物のようです。盆栽でも、株元が大きく太ったものは迫力がありますね。

 

ところで、木偏に春夏秋冬と書くと、椿、榎、楸、柊、それぞれ植物の名前になります。

 

 

 

 

 

次回はシャスターデージーをお送りします。